秋の気配

こんにちは。

 

お盆が終わって、やれやれと思っていたら

もう9月ですね。

秋空、トンボ、朝晩は涼しくなってきて。。。。

あっという間に秋ですね。

夏は十分楽しめましたか??

私はと言いますと、今年はこれと言って大きな行事もなく

なんとなーく夏が終わってしまいました(笑

そうこうしてるとすぐに冬が来そうですね。

 

秋になると多いのが断乳、卒乳。

桶谷式の断乳というと

「いきなり赤ちゃんからおっぱいを取り上げてかわいそう」

という声をよくききます。

でも実際は違います。

断乳は乳児から幼児へと成長するためのセレモニーです。

ちょっとだけ背中を押してあげるんです。

とっても素敵な行事ですよ。

 

今は赤ちゃんが自分がらいらないと言うまで飲ませたり、授乳回数を減らしていく卒乳もありますよね。

断乳・卒乳どちらが正しいというものではいのでお母さんとお子さんに合った方法でおっぱいを卒業できればいいなと思います。

 

桶谷式では断乳のお手伝いをさせていただくことが多いので

今日は断乳のお話しを少しだけ。

 

 

まず断乳の時期は

・一歳のお誕生日を迎え、一人歩きができていること。

 

・離乳食が3回食で順調にすすんでいる(食べる量は少なくても固形食になっている)

 

・春や秋など気候が良いこと

 

 

 

赤ちゃんの心身の成長発達、お母さんのおっぱいの状態・気持ちを考えて計画をたてていきます。

赤ちゃんにはきちんと事前におっぱいそろそろバイバイしようねと伝えます。

いきなりおっぱいをとりあげるようなことはしません。

1歳のお誕生日を迎える頃にはこちらの言っていることがわかっていますので

反応はさまざまです。ニコニコする、聞かないふりをする、悲しそうな顔をする、ほんのちょっと泣いちゃう子。。とってもかわいい反応ですよ。このような反応のお子さんは断乳しても大丈夫。

かんしゃくをおこして泣くようなときはもう数ヶ月先延ばしにします。

お母さんからも話を聞いてまだ母乳をあげたいと思うようならこちらももう数ヶ月待ちます。

お母さんとお子さんにとって一番いいと思う時期に断乳します。

 

季節は春と秋をおすすめしています。

 

夏は暑いし汗もかくので、

真夏に断乳すると赤ちゃんが脱水になったり体調を崩しやすいので。

おっぱいをあげていれば脱水予防になります。

 

冬はインフルエンザや風邪をひきやすいですよね。

風邪をひくと離乳食が食べられなくなることもしばしば。

そんな時、おっぱいだけは飲める赤ちゃん、結構います。

おっぱいには免疫も含まれているので風邪の治りも早く

水分補給にもなるので点滴、入院しなくて済むことも。

なので冬場におっぱいがあるのは心強いです。

 

そんなこんなで気候が良い、春・秋が断乳するのには

適切だと言われています。

もちろんお母さんや赤ちゃんに事情がある場合は

真冬や真夏にも断乳することもあります。

 

具体的な方法については母子に合わせて行っているので気になる方は

にお気軽にご相談下さいね。

インターネットなどで断乳の方法等記事があるかと思いますが

おっぱいの状態も、お子さんの状態も、みなさん違うので

参考にするのは良いのですが

同じ方法で行ってもうまくいかない場合があります。

乳腺炎になったり、しこりが残ってしまったり。。。

お子さんの心の準備が出来ていなくて断乳してみたけど失敗。。。などなど。

 

 

 断乳する前に一度手技させていただいて

お母さんおっぱいの調子を整えて、お子さんの状況(心身の状態)を見せていただいてからの断乳をおススメします。